コヴィー博士の著作
著者 | スティーブン・R・コヴィー |
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訳者 | フランクリン・コヴィー・ジャパン |
定価 | 3,000円(税別) |
発行年月日 | 2017年5月31日 |
従来の価値観は通用しなくなり、多くのパラダイムシフトが起きている時代だからこそ、『7つの習慣』はビジネスだけでなく、生き方のコンパスとしての効果性を発揮します。その後、コヴィー博士は『7つの習慣』発行後の情報社会の進展、知識労働者時代への移行を受けて、「7つの習慣」を土台にした、「効果性」から「偉大さ」を実現する『第8の習慣』を完成・発行しました。「第8の習慣」は「7つの習慣」に追加された8番目の習慣ということではなく、「7つの習慣」に奥行きをもたらす習慣であり、情報社会に生きるリーダーだけでなく、知識労働者一人ひとりが身につけるべき習慣です。
偉大さとは、「情熱を持って実行すること、有意義な貢献を成し遂げること、充足感を得ること」です。「7つの習慣」が実現する効果性とは次元の異なる要件であり、偉大さを発揮するためには人間のより高い次元の才能とモチベーションを開発することが不可欠となります。そのキーワードが本書で繰り返し出てくる「ボイス(内面の声)」です。ボイスを発見し、ボイスに忠実に生きることが「偉大さ」につながります。
本書はボイスを呼び覚ますために、新たなマインドセット、新たなスキル、新たなツールの必要性を身につけることを提案します。それこそが「第8の習慣」であり、チームや組織を正しい方向に導き、活性化するための不可欠の能力でもあるからです。知識労働者時代のビジネス・パーソンは『7つの習慣』の「効果性」に加えて、『第8の習慣』の「偉大さ」を身につけてこそ、生涯にわたって社会に関わり、貢献し、自らの存在意義を確認して、真の充足感を得ることができるはずです。