コヴィー博士の叡智をビジネスに生かす。人生そのものであるタイム・マネジメントを、長きにわたって探究してきたコヴィー博士が、プライベートやビジネスで成功する時間管理の原則と方法を一冊に凝縮しました。
本書『原則中心タイム・マネジメント』は、『7つの習慣』そして第3の習慣の内容を中心に、個人や組織が、自分にとって本当に重要なことを優先すべきことを紹介した『7つの習慣 最優先事項』などのコヴィー博士の時間管理に関する内容を一冊に凝縮しました。米国の政治家ベンジャミン・フランクリンが「人生を大切にしたいなら時間を無駄遣いしてはいけない。人生は時間によってできている」と言ったように、人生は時間の使い方で大きく左右されます。人生とは、タイム・マネジメントそのものと言っても過言ではありません。
コヴィー博士は「タイム・マネジメントの本質を一言で言うなら「優先順位をつけ、それを実行する」ことに尽きると話しています。そしてこの一言は、タイム・マネジメントのこれまで三つの世代(本文参照)の進化過程を言い表しています。タイム・マネジメントには多種多様なアプローチやツールがありますが、いずれもが、優先すべきことをどのようにして実行するかをポイントにしています。効果的なツールであるためには、使う人が真北の原則が支配する現実と心の中のコンパスが指す方向を合わせる能力を高められるものでなければなりません。第四世代のタイム・マネジメントを活用して、あなたの人生を良い方向に変えてください。
●主な内容
- 第1章 タイム・マネジメントを理解する
- セッション1 タイム・マネジメントの世代変化
- セッション2 各世代の特徴
- セッション3 第四世代の登場
- セッション4 タイム・マネジメントの八つのアプローチ
- 第2章 時間管理のマトリックス
- セッション5 緊急中毒
- セッション6 重要度を考える
- セッション7 各領域の関係
- セッション8 第Ⅱ領域に生きる
- セッション9 「時間管理のマトリックス」に関するよくある質問
- 第3章 第四世代タイム・マネジメントを実践する
- セッション10 意志の力
- セッション11 ミッション・ステートメントをつくる
- セッション12 第Ⅱ領域に入るためのツール
- セッション13 第Ⅱ領域タイム・マネジメントのプロセス ステップ1、2、3
- セッション14 第Ⅱ領域タイム・マネジメントのプロセス ステップ4
- セッション15 第Ⅱ領域タイム・マネジメントのプロセス ステップ5、6
- セッション16 デリゲーション(委任)
- セッション17 ノーと言う
- セッション18 会社の価値観と自分の価値観を合わせる
- セッション19 目標の持つ力
- セッション20 自ら目標を設定する
- 第4章 原則中心の選択
- セッション21 選択の瞬間
- セッション22 原則中心
- セッション23 選択を実行に移す
- セッション24 役割のバランスをとる
- セッション25 バランスをとるための三つのパラダイム
- セッション26「第Ⅱ領域のタイム・マネジメント」はバランスをもたらす
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