生産性 働き方改革で変わる時代を乗りこなすための「卓越した生産性」とは 2016年9月、内閣官房に設置した「働き方改革実現推進室」の開所式で、安倍晋三首相が「“モーレツ社員”という考え方自体が否定される日本にしたい」と発言した。 モーレツ社員とは、家庭もプライベートも捨てて会社のために尽くした会社員のこと。1970年代のテレビCMがきっかけとなりつくられた言葉だ。 モーレツ社員は、とにか...
個人の効果性を高める 周りに良い影響を与える人間になるために必要な「自分を信頼する力」 多くの意見が交錯する仕事の場。 ときに、他者の動向や意見の食い違い、あるいは不愉快な態度などに、心を乱されてしまうことに悩む人も少なくありません。 そんなとき、真面目な人ほど自分の不寛容さに落ち込んでしまいます。 そして、自分を守るために、他者や環境のせいにして問題から逃げてしまった経験のある人もいるのではないでしょう...
戦略実行力 テレワーク制度を成功させるために必要な「Win-Win実行協定」の考え方 平成30年3月に、国土交通省が「平成29年度テレワーク人口実体調査結果」を公表した。 テレワークとは、ICT(情報通信技術)等を活用し、普段仕事をおこなう事業所・仕事場とは違う場所で仕事をすることだ。 調査の結果、テレワークの実施効果については、おおむねプラスの印象を抱く人が多かったようだ。 8)テレワークの実施効果 ...
個人の効果性を高める 組織の影響力を最大化する信頼を得るために必要な「結果の出し方」 スティーブン・M・R・コヴィーは「『信頼』がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化する」と述べている。 では、その「信頼」を得るためにはどうしたらいいのだろうか。 当然のことながら、欠かすことができないのが「結果」だ。 結果が伴わないと信頼は得られない。 ただし、結果が出れば、信頼を得られるかというと、そこ...
個人の効果性を高める 効果的なコミュニケーションの鍵は「まず理解に徹すること」 社員を採用する際に「コミュニケーション能力」を選考基準の1つに挙げる会社は少なくない。 また、それに伴って、就職活動時に自己PRとして「コミュニケーション能力の高さ」をアピールする学生もいる。 しかし、コミュニケーション能力とは具体的にどんなポイントから成り立っているのか、明確に答えられる人は少ない。 明るく周りを盛り...
戦略実行力 新卒社員の離職率から学ぶ「自分だけのミッション・ステートメント」の大切さ 新年度が始まった。 真新しいスーツに身を包んだ若いビジネスマンたちをよく見かける。 入社を心待ちにしていた人も多いことだろう。 一方で、「イマドキの新入社員はすぐに辞めてしまう」と危惧する声があるのも事実だ。 人材不足に頭を抱える経営者にとって、深刻な悩みなのだ。 厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」によ...
生産性 有益な交渉に必要なWin-Winの考え方と豊かさマインド 営業職に限らず、人との交渉を求められるケースは多々ある。 そういった場面には、仕事、プライベート問わず遭遇してしまう。 そんなとき、あなたは「相手に勝った」「相手に負けた」という気持ちになることがあるだろうか。 もしあるなら、スティーブン・R・コヴィー博士が著書「7つの習慣」の中で第4の習慣としてあげている「Win-W...
リーダー育成 人に仕事を任せる「デリゲーション(権限移譲)」に必要な5つのポイント 組織を束ねるリーダーとして働く上で欠かせないのが「デリゲーション(delegation)」です。 簡単に言うと、デリゲーションとは、誰かに仕事を任せることを意味します。 デリゲーションとは? 本来、デリゲーションには、「代表団」とか、「代表を任命する」などの意味がありますが、ビジネス上では「権限を任せる」という意味で用...
生産性 社会人に必要な学びとは~学ぶときの注意と方法を紹介 多くの日本人は、学校教育の中で知性を伸ばし、勉学をする習慣を身に付ける。 しかし、学校を卒業すると、積極的に学ぶことをやめてしまう人もいる。 それは、一流といわれる大学を卒業し、一流といわれる企業に就職した人も例外ではない。 少し古い資料になるが、文部科学省が発表した資料によると、社会人経験があると推測できる25歳...
戦略実行力 部下の心の不調を察知した管理職や仲間がとるべき態度 精神衛生、精神的健康を意味する「メンタルヘルス」。 2015年12月のストレスチェック制度施行後、多くの企業がメンタルヘルス対策に力を注いでいる。 厚生労働省が実施している「平成28年 労働安全衛生調査(実態調査)」を見てみよう。 仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事項がある労働者の割合は...
個人の効果性を高める 中途採用社員と生え抜き社員に不協和音が起こったら…… 日本でも米国並みにキーマンの流動性を高める動きが目立ってきたことを、雑誌「日経ビジネス2018年2月19日号』が紹介している。 重要な案件を任せるにあたり、新卒で採用し長い時間掛けて育ててきた生え抜き社員ではなく、外部から採ってきた人材を抜擢するケースが増えているというのだ。 中途採用には消極的といわれていた企業、中小...
リーダー育成 指示待ち人間が生まれる原因は、組織のシステムにある可能性も 多くの企業は、上司の指示に従うだけでなく、自ら考えて行動できる人材を求めていると言われている。 しかし、どうしても「指示待ち人間」は出てきてしまうものだ。 どんな些細なことでも「どうしたら良いですか?」と質問してくる主体性のない部下に悩まされている上司も少なくないだろう。 「まずは自分の考えをまとめてから来て」と何度...