今回は、社内で卓越した成果を出している「ハイパフォーマー」について紹介していきます。
目次
「ハイパフォーマー」に通じる共通点とは
そもそも「ハイパフォーマー」に通じる共通点とは何でしょうか?
そして、一生懸命頑張っても成果につながりづらい社員との違いは何なのでしょうか?
そこには、よくある「落とし穴」がありました。
アウトサイド・インのアプローチの落とし穴とは?
成果を出すために「成果を上げている人の行動や手法を真似る」というやり方があります。
なかには、積極的に自分のやり方を真似させるという上司もいたりします。
これは、いわゆるアウトサイド・インのアプローチをとっており、
もちろん型を覚えるという意味では必要なことではありますが、
それだけでは「やらされ感」や「押しつけられ感」が残ってしまいます。
インサイド・アウトのアプローチとは?
コヴイー博士が提唱するアプローチは、
インサイド・アウトのアプローチを重視しています。
インサイド・アウトとは、
私達の内面から変化を起こすことによって、
周りに影響力を及ぼしていくという意味になります。
表面的な部分(知識・スキル)を育てようとしても、
内面的な部分(人格・マインド)が備わってないと、
長期的、継続的に成果を出し続けることは難しいのです。
ですので、この表面と内面を木の幹や葉っぱ、そして根に例えて、
新人研修の中では「根も葉もある人材になりましょう」とお伝えしています。
ハイパフォーマーになるために必要なマインドとは?
この「根も葉もある人材」になり、
ハイパフォーマーになるために、必要なマインドとは何でしょうか。
その一つが
「オーナーシップ」
です。
「オーナーシップ」とは、自分自身が仕事に責任を持ち主体的に動くことで
プロの組織人として優れた成果を出すという概念です。
仕事の依頼を受けた時点で自分がオーナーとなり、
成果を出すまで責任を負うというものです。
「命令されたからやる」とか「それが正しそうだから」という理由で
自分の行動を決めてしまうのは、それは「オーナーシップ」とはいえません。
「オーナーシップの欠如」を防ぐには?
新入社員であれば、素直な社員が多く、
上司や先輩から指示されたとおりの行動をするものですし、
真面目な社員であるほど、教えられたことを「正解」として遵守することと思います。
彼らが頑張っているのに成果があがらないという時、
何が足りない要素だったかといえば、
それは「オーナーシップの欠如」の可能性が高いのです。
オーナーシップが欠如していると、
「成果につながらないのはやり方が間違っているからだ」という
他責の気持ちに陥るか、または「言われた通りにやっているから大丈夫だ」というような
思考停止状態になり、事態は一向に改善に向かいません。
オーナーシップを持つことで、マインドだけではなく、
与えられた仕事を果たすためにスキルも求められます。
新入社員育成プログラム「ディスカバリー」の魅力とは?
新入社員育成プログラム「ディスカバリー」では、
この「オーナーシップ」についても、演習を通じて体得していきます。
座学中心ではなく、ほとんどがグループワークやペアワークで構成されており、
自発的な行動を通してプロの組織人に育てていくプロセスを自社に合わせて
作っていくことができます。
まずは、
経営者・人事担当者のあなた自身が体験頂ける
無料プログラム説明会もご用意しておりますので、
ご興味ございましたら、ぜひご参加ください。
新入社員育成プログラム 「ディスカバリー」の特徴
・学生からプロの組織人としてのモノの見方・考え方へと変える
・ペアワークやグループワークが6割で構成
・仕事に対する意義の見つけ方がわかる
・チームへの貢献意識を醸成する
・人格と能力の育て方を理解し、実践することができる
・信頼を高める方法がわかり、すべきことが明確になる
・相手を尊重しながら自分の成長のために行動することができる
https://www.franklincovey.co.jp/archives/967/