令和2年に起こった出来事は私たちに「半強制的」な働き方改革をもたらしました。
緊急事態宣言時に急遽リモートワークや時差出勤を導入した企業では、その後このような働き方を新しいスタンダードとしているケースもあれば、徐々に会社へ出社する割合を増やしているケースもあり、働き方が多様化してきています。
また働き手である私たち自身も、これまでとは異なる時間の使い方、ワークライフバランスのとり方を模索している状態です。
株式会社サイバーエージェント代表取締役社長である藤田氏は自身のブログで自社でのリモートワークについて以下のように書いています。
リモートのメリットは、zoom会議の利便性、移動コストの削減、オフィス賃料の見直し、通勤ストレスの軽減など、並べればたくさんあります。
一方で、リモートでは一体感、チームワークは損なわれます。
また、リモートではかなり極端に成果主義、個人主義に振らざるを得なくなり、それは当社の根本的なカルチャーと相性が悪いです。
それらは数値には出来ないですが、当社にとっては強みが失われかねない由々しき問題です。
リモートのメリットデメリットについては、先日の役員合宿で、コロナ後の働き方の方針を決める際に皆で話しあったのですが、
正直言って「カオス」です。立場、仕事内容、時間軸、様々な視点から検討すればするほど、最適な答えを求めれば求めるほど混迷を深めます。
このように、新しい働き方には様々な側面があり、一概に「どのような働き方が正しいか」を決定するのにはまだまだ判断が難しい状況にあります。
一方で、組織のひとり一人には「生産性を高め続ける」という不変のミッションが存在します。
不確実性の時代を生きる私たちが、めまぐるしい変化が続く世の中にあっても生産性を高め続け、公私両面で豊かな人生を送るには、どうすればいいのでしょうか?
ベストセラー「7つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コヴィーは、「目まぐるしい変化の起こる時代」においては以下の5つの思考フレームが必要不可欠だと提言しています。
- 原則中心であること
本当に重要で効果的なことは何かという視点に立って時間を使う考え方(パラダイム)を自分の中に植えつけておく。 - 良心に導かれていること。
自分の内面の奥深くにある価値観と調和を保ちながら、自分の能力を最大限に発揮できる計画を立てる。 - 価値観や長期的な目標を含めて、
自分だけに与えられたミッションを明確にしていること。
進むべき方向をはっきりと見て、目的意識を持って毎日を生きる。 - 人生における自分の役割を明確にし、バランスのとれた生き方を心掛けること。
毎週、それぞれの役割の目標を定め、活動の予定を組む。 - 1週間単位のスケジューリングによって視野を広げること。
1日単位の狭い視野から解放され、1週間単位で大局的に物事を捉え、広い視野で自分の重要な役割を再認識し、内面のもっと奥深くにある価値観を見つめ続ける
「リーモートワーク社員の生産性向上」ソリューション説明会では、以上の5つの思考フレームを体系的に身につけ、実践するための「ラーニング・プロセス」をご紹介します。
単に知識として学ぶのではなく、行動変容を実現するにはどのようにしたらよいのか、そのためのヒントをお伝えいたます。
同ソリューションはオンライン対応可能となっていますので、是非ご参加をご検討頂ければと思います。
こんな課題を社内で抱えている経営者・人事担当者の方にオススメです。
・様々な働き方での時間管理がうまく行えていない
・自己管理(身体・メンタル)ができない社員が増えている
・社員の主体性が低下している
・タスクに追われているだけのメンバーが増えている
・残業時間が減らせない
・組織全体の生産性が落ちている、もしくはなかなか変わらない
・組織全体のコミュニケーション量が減っている
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