人の成長には不可欠な原則があります。
それは努力という自然のプロセスです。
たとえば赤ん坊が歩けるようになるまでには、寝返りを覚え、座り、はいはいを学びます。
そして歩き、走れるようになるのです。
どのプロセスも重要で時間がかかりますが、成長レベルは目に見えてわかります。
バスケ、ダンス、テニスでも同じです。
それでは人格や情緒の成長プロセスはどうでしょうか?
目に見えてわかるものではありません。
なので、人は初めて会う人の前で格好つけたり、それらしく振舞ったり、できるフリをすることが可能です。
しかしほとんどの人は自分を偽っていることに気づいているし、長く付き合っている人も真の姿に気づきます。
上司と部下、親と子、友人同士など、人間関係に問題が生じた時、自分の情緒的未熟さに気づきながらもプライドが邪魔をし、自分を変える第一歩を踏み出せずに、相手にのみ変化を求める人は多いのではないでしょうか。
有意義な人間関係を築くためには、まず相手の話を聞けるようになることが第一歩です。
それには精神的な強さが求められ、我慢強く心を開き続け、相手を理解したいという気持ちがなければ、人の話を本当に聞くことはできません。
そのためには高い人格(私的成功)がなければいけません。
「7つの習慣」の第1~第3の成長プロセスを踏むことで、あなたの人格を高められるでしょう。