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世界中でベストセラーとなった、あの『7つの習慣』の著者コヴィー博士の息子ショーンが約2年の歳月をかけ、全米中の若者が7つの習慣をどう取り入れ、どう変化をしていったかを、語りかけるような文体で新たに書き起こした「新・7つの習慣」です。
「7つの習慣 ティーンズ」とは
- ショーンは、父の教えは十代の自分には苦すぎて飲み込めない薬だったが、原則によって厳しく育てられたことで、世の中には二種類の人間---自ら行動を起こす人間と、他人が動いてから始めて腰を上げる人間---がいることを知ったという。
- 著者に限らず、コヴィー博士の『7つの習慣』を読んで、教えとしてはすばらしいがちょっとむずかしい、と感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか。ショーンはそうした人と同じ視点に立ち、十代の若者にもわかる言葉で原則の力を解き明かします。文の端々には著者の人を見る目の温かさが満ちあふれ、それが若者への励ましのメッセージともなっています。
- 学生時代によくある悩み、たとえば「明日試験なのに友だちの誘いを断りきれない」といった身近なものから、「親によく思われたい一心で本当の自分を偽ってきた」「性的虐待を受けた」というきわめて現代的かつシビアな問題まで「習慣と原則」によって解決する方法を探っていきます。
思春期の子どもを持つ親にとっては、難しい親子のコミュニケーションをよりよいものにするための絶好の道標、生きる力を導く書になることでしょう。 - パラダイム・シフトやWinWin思想といった特殊な言葉についても、実在の高校生や大学時代の著書自身の例を用いているので、誰もが自分の経験と照らし合わせながら読む事ができる。その他にもそうそう、こういうことってよくあるよね、とうなずいたり、思わず苦笑してしまうような実話と、名言・イラストをちりばめ、本当に楽しく読ませてくれます。
- 学生だけでなく、社会人にとっても、本書は仕事の合間にも気軽に読める『7つの習慣』入門編となりえます。ここにはアメリカビジネス界ではすでに定着している「ミッション・ステートメント」(行動理念)や「時間管理」の本質が生きているからです。
- 自己啓発本には「ポジティブになろう」といった精神論だけに終わるものも多く存在しますが、そのためにどう行動すればよいのかまで、本書はきちんと示しています。そのアドバイスはきわめてシンプルかつ具体的で、今日から誰もがすぐにやってみたくなるものばかりです。
- 日本での翻訳に当たっては、英語にあって日本語にないコンセプトや文化的背景も楽しく学べるよう、詳しい注釈をもうけ、読者がアメリカの文化や社会背景まで学ぶ事ができます。
成功への原則
- 第一の習慣:
『主体的に行動する ~意志も筋トレで鍛えられる!?』
- 第二の習慣:
『目的を持って始める ~自分のミッションと目標をクリアにする』
- 第三の習慣:
『一番大切な事を優先する ~時間管理と優先順位づけを学ぼう』
- 第四の習慣:
『Win-Winの考え方 ~人生は本当に勝ち負けではないの?』
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第五の習慣:
『まず相手を理解してから、次に自分が理解される
~真のコミュニケーションは聞くことから』
- 第六の習慣:
『協力から生まれる相乗効果 ~ベスト・ソリューションを見つけよう』
- 第七の習慣:
『自分を磨こう ~自分のための時間』
- 希望を持ち続けよう ~あなたも山を動かせる