コヴィー博士の著作
著者 | スティーブン・R・コヴィー ブレック・イングランド |
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訳者 | フランクリン・コヴィー・ジャパン |
定価 | 2,000円(税別) |
発行年月日 | 2012年2月25日 |
2010年、2011年と来日を果たした際、講演の中で語っていたとおり、ここにコヴィー博士は『第3の案 成功者の選択』という、これまでの博士の活動の集大成であるかのような大作を発表いたしました。
「第3の案」とは、元来人と人はどちらが勝つかという敵対するものではなく、心からの相互理解と協力によって、素晴らしき第3の案を得ることができるという、人が持つ可能性を追求するものです。それはビジネスや家族、人間関係にとどまらず、社会、そして国家間の関係においても画期的な成果をもたらすものです。
私たちのビジネスにおいても、「既得権の保護か新規ビジネスへの挑戦か」「売上拡大か経費削減か」など、二者択一の論議ばかりです。こうした議論がいかに不毛であるか、お互いが満足する成果を得ることができないかということを、コヴィー博士は見事に実証し、「第3の案」の必要性を説き明かしてくれました。
そしてビジネスの世界だけではなく、家庭、学校、社会、さらに国家間においても、私たちがめざしていることは、お互いが発展することです。つまり、利害対立に勝つのではなく、双方が満足する解決策を見いだすことが私たちには求められているのです。
これらを成し遂げた人たちは、地位やお金がある人ではありません。ごく普通の人たちです。大きな目的のために、新たな道、「第3の案」を選択し、問題をひとつずつ解決していきました。
二者択一ではない、「第3の案」を選択することは、現在の日本にとっても本当に必要なことだと確信します。
あなたが本書を読み終わられたとき、あなたの内面には、これまで体験したことのない、とてつもなく大きな変化が生まれるでしょう。
コヴィー博士は、本書の最後で次のように語ります。
「私はあなたの可能性を本心から信じていることを伝えたい。第3の案の人生を生きることを選べば、世界に大きな貢献ができると確信している。あなたは世界に必要とされているのである」
私たちは、国境や言語、経済、政治、文化を含め、お互いの違いを退け、手をたずさえて、直面している問題よりも大きな解決策を生みださなくてはならない。
ムハマド・ユヌス(2006年ノーベル平和賞受賞者)
スティーブン・コヴィー氏は、人生で最も困難な問題を解決する貴重なアドバイスをしてくれている。「私の方法」でも「あなたの方法」でもなく、「私たちの方法」を探そう、と。
J.W.マリオット・ジュニア(マリオット・インターナショナル会長兼CEO)
この親和的で創発的な考え方こそ、いまの日本に一番求められているのではないか。
米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター長・教授)
私の友人であり、尊敬するコヴィー博士が見事に実証してくれたこの「第3案」は、すべてのリーダーが持つべき原則です。
稲盛和夫(京セラ名誉会長/日本航空代表取締役会長)
コヴィー氏はわれわれに貴重な贈物をくれた。
トム・ピーターズ
この混乱した世界においてだれのためにもなる傑作だ。
ウォーレン・ベニス
本当にするべきことは何か、知恵を絞れば必ず解決策は見えてくる。
山田信博(筑波大学長)
『第3の案』の実践こそが、日本の成長に必要だと確信します。
根津嘉澄(東武鉄道 取締役社長)
本書を読み終わられたとき、あなたの内面にはこれまで体験したことのない大きな変化が生まれるだろう。
出井伸之(クオンタムリープ株式会社代表取締役ファウンダー&CEO)
すべての人に読んでほしい1冊だ。
神田昌典(株式会社ALMACREATIONS 代表取締役社長)
『7つの習慣』に続く、コヴィー氏の著書『第3の案』は、まさに我々に光明を見出させてくれるものである。
森浩生(森ビル 専務執行役員)
もしこの本を世界中の大人の必読書とし、すべての子供たちの教科書にしたなら、輝かしい未来を手に入れることができるだろう。
野田稔(明治大学大学院教授 )
今一度、このシンプルかつ深いメッセージを読み取り、実践して行かねばならない。
アイヴァン・ディーチー(ザ・リッツ・カールトン東京 総支配人)
博士は過去に一度も評価されなかった新たな日本のポテンシャルがこれからの最大の武器になることを教えてくれる。
高島郁夫(バルス 代表取締役社長)
本書は自信を失っている日本が混迷する国際社会の中でどう進むべきか指し示してくれている気がします。
辰巳琢郎(俳優)
『第3の案』は必ず存在するのです。とにかく「美味しいモノを作りたい」 と真心を込めて考えれば道は拓けるのです。
鎧塚俊彦(トシ・ヨロイヅカ オーナーシェフ)
『第3の案』は「感動」の書だ。「感動」とは「感じて動く」と書く。一人でも多くの人に感じて動いていただきたい!
西川りゅうじん